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他の業種とは違う介護事業の労務管理のポイント(その1)

【宿日直】

1.就業規則例

(宿日直)

第○条 職員に対し日直及び宿直を命ずることがある。日直は、休日においては通常日の始業時刻より終業時刻まで、宿直は通常日の終業時刻から翌日の始業時刻までとする。

2.説明

福祉施設や介護施設では、日勤のことを日直、夜勤のことを宿直と呼んでいるところが多いのですが、労働基準法の宿直勤務、日直勤務というのは、通常の勤務とは全く別の勤務を意味し、労働基準監督署長の許可を得なければなりません。

一般的な許可基準は、次のとおりです。これに反した場合、時間外労働あるいは、休日労働としてみなされ、割増賃金の支払いが必要となります。

【一般的な許可基準】
  1. 原則として、通常勤務における労働は行わず、定期的な巡視、緊急の文書の収受、非常事態に備えての待機等を目的とするものであること
  2. 宿直、日直の勤務回数が原則として、宿直勤務週1回以下、日直勤務月1回以下であること
  3. 1回の宿日直手当は宿日直勤務に就くことが予定されている同種の労働者の1人1日あたり平均賃金額の3分の1以上であること
  4. 宿直については、寝具、暖房等相当の睡眠設備を設けること
  5. 福祉施設、介護施設では女性の宿日直勤務はできるが、年少者はさせられないこと

一方、福祉施設、介護施設では、業務の特殊性にかんがみ、次のような許可基準の取扱いの細目が定められており、これらの条件の全てを満たす場合には、許可が与えられることとされています。

  1. 通常の勤務時間の拘束から完全に開放された後のものであること
  2. 夜間に従事する業務は、一般の宿直業務の他に軽度な介助業務が一勤務につき一回ないし2回を限度とし、1回の所要時間が10分程度であること
  3. 夜間に十分睡眠がとれること
  4. 上記以外は、一般の宿直の際の条件をみたしていること
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