パート社員の活用

 

介護事業において、効率的経営を進める為、また、「超」人手不足時代に対応する為には、パート社員の有効活用を避けては通れません。ここでは、パート社員を雇用する際の留意点や戦力化する際の助成金等について触れていきます。

 

1.パート、契約社員等の無期転換ルール

 平成25年4月1日からスタートした有期契約に関する新しいルールです。その内容は、パート・契約社員等の有期雇用者の雇用期間が通算5年を超え、本人が希望した場合、無期雇用に転換しなければならないというものです。



この無期転換ルールへの対応は以下の3つのパターンに分けられます

1.無期労働契約に転換
    
⇒良い方については、無期労働契約に転換し、人材確保
     
(下でご紹介する助成金を利用しながら転換を行うことをおすすめします)


2.通算5年を超えないようにする
    
⇒適正不足等により無期雇用とする事が難しい方についての対応


3.継続して有期雇用
    
⇒本人から希望があった場合のみ無期転換

 

無期転換のポイントは、「労働条件は従前の内容と同一でも可ということです。また、5年を超えて希望があるからといって、正社員にしなければならない、という事でもありません。

 

有期契約者を雇用していく上で、この無期転換ルールは必ず押さえておいてください。

 

2.パート社員の活用に関する助成金

この「超」人手不足の時代、どのように人材を確保していくか、また、雇用環境を整えながらいかに退職者を減らしていくか、といったことが非常に重要です。

現在、これらの対応を行う事業所に対し、利用出来る助成金が出ています。

    助成金名

助成金概要

助 成 額

キャリアアップ助成金
(正社員化コース)

パート労働者から正規雇用等への転換制度を整備し、

 1.有期契約労働者を正規雇用に転換

 2.有期契約労働者を無期雇用に転換

 3.無期雇用者を正規雇用に転換

した場合に支給

1.有期→正規:最大72万円

2.有期→無期:最大36万円

3.無期→正規:最大36万円

キャリアアップ助成金
(健康診断制度コース)

パート労働者に対して、法定外の健康診断を行った

場合に支給

 *定期健康診断の義務がない労働者に対し、

  会社負担で健康診断を行う等

最大48万円

キャリアアップ助成金
(諸手当制度
          
共通化コース)

パート労働者に対して、正社員と共通の手当を

導入した場合に支給

 *役職手当、家族手当、住宅手当等

 

最大48万円

                                                  (上記のコースは一例です)


上記のコースの中でも特に正社員化コースは、人材の確保をしていく上で特におすすめです


助成金をもらいながら、パート社員の正社員登用制度を作る事で、意欲のあるパート社員を引き上げたり、正社員が不足している部分を補ったりする事ができます。

また、有期雇用のパート社員を無期雇用にして囲い込む事で、安定して働いてもらうことも期待できます。

当社では、パート社員の活用や助成金受給に関してサポートを行っていますのでお気軽にご相談下さい。
•パートタイム労働者向け労働条件通知書、雇用契約書の作成
•パートタイム就業規則作成・見直し
•正社員登用制度の導入と助成金の活用  等